健康のために「調べて、比べて、行動する」

青島大明
「考える」とは、どういうことでしょうか?
「考える」には、主に二通りあります。一つは「想像する」こと。もう一つは「調べて、比べて、結論を出す」ことです。
結局、私たちが「考える」のは、なんらかの結論を出すための行為です。
「想像する」ことは、それまでの知識を使って、新しいものを創りだすのに、とても必要なことですが、それが本当に実現するかどうかは分かりません。
そして、想像は時として、妄想になる場合があります。この妄想は、健康にとって良くないものです。
身体について危険をおかさないために、私がいつもお薦めしているのは「調べて、比べて、結論を出す」考え方です。
それが「プラス思考」ではなく、「プラス行動」につながります。
プラス行動とは「調べて、比べて、行動する」ことです。

【第11回 2012年1月1日(日)掲載】