気功ほどエコロジー(生態系)に優しいものはない

青島大明
今から10年以上前、東京の銀座で気功会を開催している頃、このようなお話をしたことがあります。
農業や工業、サービス業などの様々な産業活動も、また私たちの日常生活における活動も、人類が発展し、様々な活動が活発になればなるほど、資源の消費量が増え、一方で廃棄物や排水、排気ガスなどを多く排出し、自然環境にも悪い影響を与える部分が出てきます。
また、医療の場合でも、医療機器や医薬品などの製造過程での環境への負荷をはじめ、人体への副作用もまったくなくすことができていないのが現状です。手術の場合も身体へのダメージはどうしても避けられません。
私たち人類の様々な活動の多くは、活発になればなるほど環境という自然にも、人体という自然にも悪い影響を与える部分があるのです。
それでは、気功はどうでしょうか。
気功は多くの人が行なっても、環境への負荷はまったくと言っていいほどないばかりか、病気などの悪い気が減り、身体に良い気が増えていきます。多くの人々が集って気功を行うほど、環境のなかの気もどんどん良くなっていきます。もちろん、人体への副作用やダメージはありません。
つまり気功は、環境という自然にも、人体という自然にも、双方にとってたいへん優しい活動です。
私は、他にこれ以上のものはないと思っています。
現在、大きな問題となっている地球温暖化に関しては、植物を増やして二酸化炭素を吸収させ、地球全体のバランスをとる方法が良いと私は考えています。

【第2回:2009年10月6日(火)掲載】