体験談『16年にわたる難聴と、耳の違和感が回復しました』

「16年間にわたる難聴と、耳の違和感が回復しました」

 

鈴木まり子さん(仮名)は、医師から「治りません」と言われていた長年の難聴と、耳の違和感を克服しました。毎年受けている検診で16年ぶりに聴力が正常と診断されました。この嬉しい体験を2005年11月の講習会の時に報告してくださいました。

「治らない」と言われた言葉にあきらめないで、「自分で絶対に治すんだ」と病気を治す可能性に取り組んだ姿勢と期待以上に回復した喜びは、多くの方たちに勇気を与えてくれました。<2005年11月27日大明気功院学習会にて報告>

16年間にわたる難聴と、耳の違和感が回復しました

鈴木まり子さん(仮名)

私は現在、ある航空会社の客室乗務員として働かせていただいております。その関係で、私どもの会社では年2回、全身の身体検査がございます。私は自分でも忘れてしまうくらい昔、16年も前に、乗務をしていたさきで耳を悪くしてしまったのです。その頃、たまたま会社で検査がありましたので、その状況を話しましたところ、「初期の、耳の悪くなったものは、ビタミン剤を大量投与し、それで治れば治るし、それでだめだったら、だめですよ」と言われました。そこで私は、お医者様からビタミン剤をもらってのんだ結果、耳はよくなりませんでした。

いわゆる“難聴”ということで、毎年、聴力の検査をするのですけれども、その時はブースの中に一人だけ入って検査をします。「まあ、こんなものだろう」「時々聞こえないかな」と思うことがあっても、「飛行機のなかはうるさいし、まあいいかな」と思っていたのです。

ところが昨年、難聴のほかに、どうしても耳から50センチくらい、もやっとしたものがあるように感じ、すごく頭がぼうっとした変な感じがするようになったのです。耳から何か出ているように非常に変な感じです。これが2,3ヶ月続いたのです。別に聴力に支障があるわけでも、個人の生活に支障があるわけでもないのですけれども、非常に気持ちが悪い。「すごく大変な脳の病気にでもなったのではないか?」とも思いました。

そこで、去年の10月、ちょうど会社でまた検査があります時に、その相談もすることにしました。いつものように耳の検査のブースから出たところで、看護婦さんから「同じ難聴なのですけれども、いつもと違うおかしな検査データが出ているので、もしよかったら、産業医である大学病院の部長先生が回診に来ていますから、診てもらいませんか?」と言われました。「これはちょうどいい」と思って、40分ほどずーっと待っておりました。その先生が「どうしましたか?」とおっしゃるので、「元々難聴ではあったのですけれども、ここ2,3ヶ月、耳の周りでとっても変な感じがするのです。すごくぼーっとした感じで、耳からお化けがでているみたいです」と話したのですが、その時先生は一言「あぁ、治りませんから」とおっしゃいました。私は40 分待っていて、椅子に座って話をして、(その間30秒くらいだと思いますけれども)ぜんぜん診ても下さってもいないのに、その先生の判断は「治りませんから」の一言だったのです。私は息をのんで「えっ」といったのですが、「治らないんですか、わかりました」と言って帰るしかなかったのです。しかたがないですから。「診もしないで治らないって何でわかるんだ」と腹が立ちました。

ちょうど、その頃、私は妹から青島先生の本を借りて読んでいたところだったのです。

診てくださった先生は大学病院の部長先生ですから、たくさんの論文を書いてらっしゃる先生だと思います。でも、治せないのです。「それなら、自分で絶対に治そう」と思って、「治してくださると思われる、この先生のところへ行こう」と、こちらの気功院に来させていただきました。

すると、1回目の施術をしていただいた段階で、お化けが耳からひゅーっと引っ込んだのです。

ただ、その時、先生は「また出てくるから、ちゃんと自分で気功の練功をしてください」と言われました。また「耳の病気は、腎臓の病気」ということで、腎臓の気功法と、耳の気功法をしてくださいということでした。そして、DVDには出ていない人差し指を使って行う耳の功法も教えてくださいました。それを、ずーっとやっていました。

実は、さぼると10センチくらい出てくる時があったのです。それで「これはさぼっちゃいけないんだ」と、ずーっと続けていましたところ、気が付いてみると、お化けはぜんぜん出てこなくなっていたのです。

ただ、私は「自分は難聴ではある」という意識をずーっと持ち続けていました。ところが先月、また会社で検査がありました。

実際、難聴もあまりに長くなりますと、検査の時に「大体このへんかな」と聞こえていなくてもスイッチを押したり、とかいろいろやってしまうものです。(笑)そのせいで、昨年乱れたのかもしれませんが・・・。とにかく、この16年間は、ずっと難聴でした。16年間、ある音域の音がまったく聞こえていないという状態だったのです。

けれども、先月の検査後ブースから出てきましたら「正常値ですね」と言われたのです。先ほど話したようないいかげんなことは、多少はあったのかもしれないけれど、今回はそんなはずはないし、今までと同じ検査をして、初めて「正常値になりました」と言われたのです。「あれっ、私はすごく長い間、耳が悪かったですよね」と看護婦さんに聞きましたら、「16年間くらい、難聴でいらっしゃいましたよ」と言っていました。「ありがとうございました」と私は部屋を出たのですが、すごくびっくりしていました。

私は難聴を治そうとは思っていなかったのです。なぜなら、16年前にはっきりと「ビタミン剤を大量投与した結果治らなかったら、もう絶対治りません」と言われていたものですから、まさか難聴が元に戻るとは思っていませんでした。

ただ、良く考えてみたら、青島先生のところに行った時には、「病気は必ず治りますよ」とおっしゃってくださっていたのです。

私は、期待をしていなかったけれども、難聴が治りました。私は毎年、聴力の検査をすることが義務付けられているので、こうして結果が分かりましたけれども、多分、そういうチャンスを与えられていない方たちは、自分は、耳が聞こえないんだ、難聴をもっているんだ、とずーっとお思いになっていらっしゃったでしょうし、治るとも思っていなければ、努力をすることもなかったと思います。「治らない病気ははい」という青島先生の言葉は真実ですね。本当にありがとうございました。

私の病気は、学習会で先ほど聞いたような命に関わる病気ではありませんが、耳が聞こえないとか、耳のところで頭がぼやーっとするとかは、心地よく生きていくうえでは、たいへん支障があることだったのです。

もし、みなさんもそのような病気をお持ちでしたら、あきらめず、根気よく続けてください。でも、私の場合は1年間かかりませんでした。16年間難聴だったのが、1年もかからずに、元に戻っています。

私は怠け者なので時々さぼってしまいます。さぼらなければ、もっと重い病気でも、きちんと治るのだと思います。

心から、こちらのスタッフのみなさんや先生に感謝しております。どうもありがとうございました。

以 上

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