メッセージ「気」は“生命の源”  気功で「悪い気の影響を断ち切り、良い気を獲得すること」は、人類に最も価値のあること

「気」は、生物が生きていく上で欠かすことができない “生命の源” です。気があるからこそ、生物は単なるもの(物質)ではなく、生命体となるのです。気功は、この大切な気を、体やものに作用させる科学であり、中国四千年以上の歴史と自然界の法則に基づいた、東洋が誇る療法です。

現在、医学は根治できない様々な病気、治療による副作用やダメージなど、数々の難題を抱えています。しかしながら、気功を実践することで、副作用もなく自然に病気を克服できる可能性もあり、また、気功を科学的に検証することで、新しい人間中心の医療を創ることができます。気功は、現代の医学と科学を大きく進歩させる人類の共有財産なのです。

数千年前から、中国では「不通則痛」といわれ、体のなかで「気が通じないことが病気である」とされてきました。血管や神経、骨だけでなく、気の通り道に悪い気が滞ると病気になる、というのです。

つまり悪い気がとどまる場所と種類によって、病気の種類が決まる、ということなのです。
具体的には、
1.生命の源である「良い気」を入れる。
2.「悪い気」を出す。
3.通じないところを通じさせる。
4.「悪い気」を作らない。
5.「悪い気」を入れない。
6.「良い気」を作る。
という要素がありますが、私は長年にわたって、気と病気を真摯に見つめ、これらのコントロールを行い、多くの難病に対処してまいりました。

病気は根治させずに放置すると、悪い気が体の他の部分を弱め、新たな病気を生み出します。同様に、本人から家族、親戚、友人、社会へと、悪い気の影響は広がっていきます。自分と大切な人々を守るため、気功で「悪い気の影響を断ち切り、良い気を獲得すること」は、ひとり一人の人にとって、人類にとって最も価値のあることだと信じています。

青島大明