「気功」で考える不眠症

気功と生命道
「気功」の視点で、さまざまな病気の克服を考える

9)「気」の交換が活発すぎておこる不眠症

「気功」で考える不眠症

不眠症にはたくさんの原因がありますが、その中には、「悪い気」が原因であるケースもあるのです。
昼、生活している間に、人や場所、物などさまざまな要因からの「悪い気」を受け、脳の経絡に溜まると、常に脳が刺激されて不眠症になります。また、夜に受ける「悪い気」のせいで不眠症になる場合もあります。夜の1時頃になりますと、「気」が特に活発に動き出します。睡眠についた人々が、「気」の交換を開始するからです。
このように「気」がどんどん飛び交い始めますと、「悪い気」を取り入れやすい人にとっては苦痛な時間となってしまいます。
第三の目から体内に取り入れてしまった「悪い気」が、その人の脳に回って行くからです。「気」も情報である以上、脳を刺激します。そのために、「悪い気」を取り入れてしまった脳が休むことができず、眠れない―。これこそが、「気」による不眠症です。やがて「悪い気」がうまく足から抜けてくれれば眠りにつくことができるのですが、「気」が抜けませんと、朝になっても昼になっても眠れないという事態に陥ってしまいます。これを治すには、経絡を良くして「気」を通じさせることによって、「悪い気」が足から抜けていくようにするしかありません。
睡眠薬を服用しますと、身体全体の感覚が麻痺してしまいます。そうなると、肝心の経絡がうまく働かず、「悪い気」を追い出すことができなくなるからです。薬で得られる眠りは本来の睡眠ではありません。だからすっきりしないのです。
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