「気功」で考える旅行

気功と生命 道
「気功」の視点で、さまざまな生活習慣を考える

9)旅行の本当の価値は、様々な土地で良い気を交換すること

「気功」で考える旅行

日本に古くから伝えられてきた修験道の行者は、大自然の峰々に分け入り、山や岩、滝や樹木などに宿る神霊を崇拝し、厳しい修行を経て「験力」という超能力・霊力などを身につけていたといわれています。
修験道は日本古来の山岳信仰に、大陸から渡ってきた仏教や道教、神道や陰陽道などが加わってできたものとされています。
実は、こうした行者は様々な土地をめぐって、それぞれの場所で良い気を交換し、能力を高めていったのだと私は考えています。
気功のなかでは、これを「採気」といいます。
多くの宗教の原典にも、宗教の創始者や聖人といわれる人々が、修業時代、様々な場所を訪れて修行を行った後、能力を高めていったことが記されています。
皆さんが旅行をするときに、ただ観光地を回るだけでなく、それぞれの土地の良い気がある場所で気功をしたり、それぞれの土地の良い気が入った食品を食べたりすることで、気を上手に交換することができれば、旅行に出かけたことの価値はさらに大きくなります。

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