「気功」以外のさまざまな中医学の療法

気功と生命道

1)鍼灸

生命力である「気」の通り道、「経絡」上にある穴(ツボ)を刺激し、「気」の流れを整え、臓器の調整を行い、病気の改善を行う方法。

2)漢方

生薬などを患者に服用させることで、特定の臓器に行き渡らせ、他の臓器とのバランスを整え、経絡の流れを改善し、体内の「気」の流れを良くします。

漢方で使う薬の数

漢方で使う薬の数はたいへん多く、日本の厚生労働省が認めているものは、だいたい210種類くらいですが、中国では13,260種類、772科目におよびます。
内訳は植物が11,470種で369科目。動物が1630種で403科目。鉱物は160種。これらは、古代から現在までの長い年月をかけて、たくさんの漢方医たちが積み重ねてきた臨床の経験から生み出された実践の賜物です。